発句 待ち人が後ろに立ってる夏の宵
脇 かごめかごめとささやく蛍 第三 選挙カー鳩いっせいに飛び立って 四 風呂で気が付く二百十日 五 尾びれあればちょっと跳ねるか海の月 六 決意というは白き菊なり 裏初 四辻のひとつの角は美容院 二 朝な夕なに口づけかわす 三 日曜は聖書を開くテロリスト 四 熱い茶粥は胃の腑に沁みる 五 鮟鱇は海の水ごと吊るされて 六 李白は舟で詩千編 七 若すぎる著者近影の冷まじく 八 モノクロで見る廃坑の秋 九 泣き伏せば月が出てくる村芝居 十 どこでもドアは練馬区にあり 十一 子は走り年寄りは佇つ花吹雪 挙げ 野辺の宴に高き春の日
by kokichi50
| 2005-07-05 17:27
| 俳句的空想
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ちょっときいてよ
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